イギリス【英吉利】, えいこく【英国】

1. Britain, the United Kingdom
2. England


■ Both of these terms are said to derive from the Portuguese word "Ingles" or "Inglez" and/or the Dutch word "Engelsch," meaning "English". It was originally transliterated as エゲレス and written 英吉利 using 当て字. The pronunciation later changed to イギリス, and the letter 英 of the kanji form was taken to form abbreviation 英国.

□ Considerable confusion exists over what exactly these terms refer to. While the word that gave rise to these terms clearly relates to England and not Britain or the UK, its Japanese derivatives are more ambiguous and have been used to mean both England and the UK as a whole, perhaps because the Japanese in the Edo period were, like many Japanese people today, unaware of the distinction.

The terms イギリス and 英国 both share the same origin and are therefore generally considered synonymous, but some argue that there is, or should be, a distinction between them.

Today it appears that 英国 is the officially recognised abbreviation for the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland (グレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国)。 It is used in the Ministry of Foreign Affairs (外務省) website, and UK NOW, a portal that brings together the websites of the British Embassy, the British Council, the British Tourist Authority and the British Chamber of Commerce in Japan, also uses the term 英国 throughout.

Perhaps because of this official preference for 英国 as a translation of Britain or the UK, some say that イギリス refers to England and 英国 the UK. This distinction is by no means established, however, and both terms are still widely used interchangeably, referring to England as well as the UK.

Where it is necessary to distinguish England from the UK, the more commonly employed method is to refer to the UK as 英国 or イギリス and call England イングランド (the UK NOW website follows this convention). For example, in sports where the four nations of the UK field separate teams in international matches, such as soccer and rugby, the England team is called イングランド代表, not イギリス代表.

There are also instances where both イギリス and 英国 are avoided altogether, with イングランド used for England and 連合王国, UK or ブリテン used for the UK/Britain, although this approach is seen only where it is felt necessary to avoid the ambiguity of イギリス/英国. Interestingly, the MOFA site calls the British Embassy 連合王国大使館, while the Embassy's own website opts for 英国大使館.

◇ ホワイトボードにイギリスやウェールズ、スコットランドの地図を描いて文化の説明をして下さってるニコルさん。
(Web, November 2002)

ダンカン博物館 ダンカン駅だった建物が、今は博物館となっている。1880年代、イギリスやスコットランドからの移住者が、バンクーバー島へやって来て、カウチン峡谷を開拓した。
(Web, November 2002)
(In the above two examples, イギリス is used to mean England.)

立教英国学院
RIKKYO SCHOOL IN ENGLAND
(Name of a Japanese school in England, in Japanese and English)

ペットとしても人気上昇中のボーダーコリーですが、その魅力を引き出すには、ある程度の覚悟が必要。グルーミングの手間こそないものの、毎日の運動と豊富なスキンシップは飼うための必須条件。肉体的にも、精神的にも刺激を与えるほどに伸びる犬種なのです。多少手は掛かりますが、手を掛けただけの甲斐は感じさせてくれるでしょう。出身地は英国とスコットランドの国境(ボーダー)地方。名前の由来は、ここにあります。
(Web, November 2002)
(In the above two examples, 英国 is England.)

スコットランドではスノーボードはどのように受け入れられていますか?
スノーボードは、スコットランドではとても人気がある。なぜならイギリスの中で、山に行って雪の上でスキーやスノーボードができる唯一の場所だから。イギリスやウェールズ地方では、皆乾いたスロープの上でやっているんだ。
(Japanese translation of an interview with a Scottish snowboarder. The first instance of イギリス was probably Britain and the second England. Web, November 2002)

英国の文化と生活習慣を紹介する英国ライフスタイルデーが27日、サッカー・ワールドカップ(W杯)の試合会場、札幌ドームにほど近い札幌市豊平区月寒東3条18丁目の東月寒地区センターで催された。ドームに登場するイングランド代表とともにフーリガンが襲来するのではないかとの不安が住民に広がり、こうした現状を憂えた駐日英国大使館が企画した。
住民たちに紅茶が振る舞われたほか、草花を器に植えて彩る「コンテナガーデン」や英会話の教室、バグパイプの演奏会などが開かれた。
英国大使館のスーザン木下広報部長は「国際交流の絶好の機会。フーリガンの悪い印象だけでイギリス人を見ないで」。
昨年スコットランドから道内に転居してきた英語教師のスティーブ・マックデイドさん(37)は英語のあいさつやサッカーの応援歌などを紹介し、「W杯はお祭り。言葉は通じなくても皆で楽しもう」と呼びかけた。
(英国, イングランド and イギリス appearing in the same text. Here 英国 seems to be used for the UK. It is not clear whether イギリス人 was meant to be British or English. 朝日新聞2002年4月28日)

スターリング城では、たまたま悲劇の女王マーガレット・チューダーの遺品展が開かれていた。 彼女は政略結婚で13歳の若さでイギリスからスコットランドへ嫁いで来、その後波瀾万丈の一生を送った。スコットランドはその長い歴史の中で、イングランドに統治された時代とイングランドからの独立戦争の時代を交互に繰りかえして来た。スターリング城は何度もイングランドと戦火を交えた戦場となった様だ。
(イギリス and イングランド appearing together, both meaning England. Web, November 2002)

2054
私の頭のなかでは、イギリス=Englandで、Great Britain=英国、ときっちり分かれていて、「イギリス人」と「英国人」も使い分けてきたものですから。ただ、英国人生徒たちには、日本人の頭のなかでは、イギリス英国の区別がされていない場合があり、「イギリス大使館」と呼ぶ人もいるという説明をしてきました。日本語の「イギリス人」がBritishをさしている場合もありうるということは、英国人の間でも、もちろん周知のことなので、今日、私がイギリス人たちに確かめたところでは、やはり、このような認識の混乱をさけるためにも、Englandを代表するスポーツのチームについては、サッカーだけではなく、ラグビー、クリケットなども、日本語でも「イングランド」になっているのだと言っていました。現在行われているウィンブルドンのテニストーナメントでは、「イギリスのティム・ヘンマン」と紹介され、たしか、英語の字幕での国名表記は(GB)になっていたと思います。
身近にいるスコットランド、ウェールズ出身者の気持ちに肩入れすれば、日本語でも、イギリス=Englandと認識して「英国」との使い分けが定着するようになってほしいなと私は思っております。

2057
日本語では
「グレートブリテン・および北アイルランド連合王国」の通称が「イギリス」および「英国」です。「イングランド」はあくまで「イギリス」の一部、と わたしは 教えています。由来はイングランドでも、「イギリス」は現在では四つの地方の連合した国家を表す言葉となっているわけですから。
(Two opposing views expressed in a web forum thread about the definition of イギリス. Web, November 2002)

どっかのガイドブックに、イギリスイングランドの事で、国全体を指さないから、本書では、英国と呼ぶって偉そうに書いてあったけど、ちょっと待て、英国だって、イギリスと同じだぞ。要するに英国の英って、えげれすの漢字版から来てるわけで、イギリスイングランドから来てるから、結局同じでしょ?
(Web, November 2002)

なお、本稿では、イングランド・ウェールズ・スコットランドからなるグレート・ブリテンを慣用にしたがってイギリスとし、北アイルランドを含む場合には、連合王国と表記する。
(Web, November 2002)

人口に膾炙した、しかしいささかあいまいな「イギリス史」という言い方ではなく、上記の「ブリテン諸島史」という表現を私が使うのは、イングランドだけでなくウェイルズやアイルランド、スコットランドといった諸地域をひろく視野におさめた研究を志しているからです。
(Web, November 2002)


This entry was created by Yuno Hanlon.


Created 2002-11-30.


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